3月21日、昨年6月27日に96歳で逝去した父親の納骨をしに福岡県中間市にある墓所に行きました。前にここに墓参りに訪れたのはおそらく38年前ぐらいのこと。当時は結婚して2年ほどで、母親を誘って妻と3人で長崎や唐津を旅行した時に立ち寄り、従兄や叔母と一緒に墓参したのを覚えています。

田圃の真ん中を延々と歩いて行ったことを覚えてはいたものの、場所は全くわかりません。父親が亡くなる前年に自分で義母の分骨に行った時の記録しかなく、その時父親に同行してくれた従兄に今回も車で連れて行って貰いました。今回は妻は南房総に住む義母の元に行っているので、代わりに娘が同行してくれました。

実際に行ってみると当時の田圃は住宅地に置き換わり、墓所の隣には中間霊園という広大な霊園ができていました。父親の墓所は霊園とは関係なく大昔から独自の墓所として存在していたものだと従兄は言います。その証拠というか、納骨をしてくれた石屋さんに埋葬許可証を渡そうとしたら、「ここの墓所には管理者がいないので、埋葬許可証は自分で保管していてください」と言われ仰天しました。

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墓所自体は小さな山で、手前にある十数基ぐらいの墓の奥にはまだ数百の墓石があるということですが竹林に閉ざされていて長らく訪れた形跡もありません。こうした失われつつある墓所が日本中に多数あるのかも知れませんね。もし次回訪れる必要ができた時には忘れないように、写真やMapで位置を記録して残しておきました。

納骨のため前日から娘と小倉に泊まり従兄夫婦にふぐをごちそうになったり(一昨年父が義母の分骨に来た時と同じ店、同じ席だそうです)翌日は娘と水炊きを食べバーに行き、〆は小倉うどんなど夜の小倉を満喫させていただきました。旦過市場も久々に見て回り、もうすぐ建て替えになるというので少し寂しい気もしましたが魚町銀天街は次に訪れるまでに賑わい続けていて欲しいものです。
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