初版は395万部発行されるそうですが、すぐに売れ切れてしまいそう。
だけど大丈夫、私は電子書籍koboで買いました。
コピーするだけだから在庫は無尽蔵にあります(笑)
因みに、寝ながら読むのにはiPadが快適です。
いつも読み慣れている作家の作品も良いけれど、本屋をぶらぶらして読んだことのない作家の本を見つけるのも楽しみです。
一度きりのおつきあいか、「読み慣れている作家」が一人増えることになるのか。
そんなせいか、奥方や娘には私の読む本の傾向がよくわからない、と言われます。
最近、これいいなぁと思った作品を2つ。
佐藤さん
幸福な食卓
「佐藤さん」を書いた片川優子さんは、何とこの作品を15歳の時に書いたのだそうです。
瀬尾まいこさんの「幸福な食卓」は今年映画化されたということです。
しかしそんなエピソードは後で知ったこと。
本屋で手にとって、何も先入観を持たずに作品を読んで、これいいなぁと思った。
そう思えるかどうかが大切なこと。
願わくば、長いおつきあいになりますように。
のだめカンタービレ(18)
本日発売
娘は忘れずに買ったかな?
限定版はプリリンのマスコット付きだそうです。
この人の小説は、何か爽快な読後感があるんですよね。
ラストシネマ
何故なんだろうなーと思ってたら、この小説の中で主人公が語る部分があった。
たぶんそれが作者の気持ちを代弁しているのだと思います。
『こんな、うんざりするほどリアルにおぞましさが氾濫し、日々その潮位が増していくような時代の中で、そこにわざわざ人間の悪を創作するという事に、私はあまり興味が持てない。(中略)小さくても、そこに何かしら心の匂いがするような、そんな物語を書きたいとだけ思っている』
まあ要するに、そういう小説です。
「のだめカンタービレ」の第17巻が昨日発売されました。
のだめカンタービレ #17 (17)
早速娘が仕入れてきて、すでに家族全員が読了。
なんか終わりが中途半端で、次はいつ出るのよ、という感じ。
奥方がTSUTAYAで借りてきた別のDVDは「三丁目の夕日」・「Limit of love海猿」と「誰も知らない」
「三丁目の夕日」は以前に観ているので昨夜は「かもめ食堂」を観た後続けて「Limit of love 海猿」と「誰も知らない」を観ました。
おかげで昨夜はあまり寝てない。その後で本も読んじゃったし。
「Limit of love 海猿」はちょっと作り物っぽいけど万人に好まれそうな映画。
「踊る大走査線」と同じ制作スタッフと聞いて納得です。
あまり文句を言わないで素直に楽しむべき映画でしょう。
「誰も知らない」の方は先に観た奥方に「どんな映画だった?」と聞いたら、
「落ち着いた自然な雰囲気の映画だった」ということで、観たら・・・
かなり重いテーマじゃないですか。
生死をくぐりぬけてきた人の感想はやはり並ではない。
でも、確かに自然な感じで、それは子役達のおかげでしょう。
お母さん役のYOUが演技っぽくて浮いてしまうくらい。
主役の男の子もだけど、個人的には韓英恵さんという少女役が良かった。
今頃の石原某、綾瀬某、長澤某という若手女優たちにはない存在感。
勿論、「〜海猿」の加藤某とも雲泥の差。
内容については、何を書いても反論が来そうな微妙なものなのでコメントを差し控えます。
でも観てみると良いですよ。
ということで、今回のお勧めは「かもめ食堂」と「誰も知らない」でした。