近年は専らAmazon Musicで音楽を聴いていたので、CDプレーヤーを１年ほど使用していませんでした。
先日トリニダードのPhase II Pan GrooveのCDをSteelpanの練習のため聞く必要があって、久々にCDプレーヤー（TEAC CD-P650S）にかけようとしたら電源を入れて”Open”ボタンを押してもカラカラと空回りする音がしてトレイが開きません。
あちゃー、これは使わなさ過ぎてベルトが伸びちゃったかと思いTEACの修理センターに依頼したところ無事1週間ほどで修理を終え生還してくれました。
今後はCDプレーヤーもこまめに使ってあげなくてはなと反省し、夜はなるべくCDを聴くようにしています。

ということで改めて確認すると、現在同じ音楽をCDとAmazon Music（Nifty光V6からPC経由でアンプに直接入力しています）で聴けるようになっていて、更にCDプレーヤーはアンプ（DENON PMA-2500NE）へのアナログ出力と、光デジタル出力が選択できます。そこでこれらに音質の差があるのだろうかと俄に興味を覚え、比較してみることにしました。
お気に入りのダイアナ・クラールやnoon、Derek Smith、Joe Sample等の曲を聴き比べてみると、それぞれの音質の違いは認識できました。ただ、どれが良いとか悪いとかではなく、好みとかその日の気分とかで分かれる程度のものだと思いました。

一番くっきりと音の輪郭を感じたのはAmazon Musicで24bit 192MHzの音源でした。対してCDプレーヤー（16bit 44MHz）のアナログ出力で聴いた場合は控えめで優しい感じがします。気分的に疲れている時には寧ろこの優しい音の方がいいのかもなと。
思えば技術革新のおかげで色々な音を聴き比べできる時代になって幸せな老後生活だなあと思います。












【試聴環境】
ネットワーク：Nifty光 （１G） V6 Plus
PC：AMD Ryzen7 3700X 16GB GeForce GTX1650 （1Gbps有線）
アンプ：DENON PMA-2500NE （USB接続）
CDプレーヤ：TEAC CD-P650S　（アナログ／光接続）
スピーカ：DALI Royal Tower（バイワイヤリング）

【その他】
レコードプレーヤ：テクニクス SL-1200 MKIIID
カートリッジ：SHURE V-15 Type III
PC用DAC：FOSTEX HP-A4
PC用スピーカ：FOSTEX PM0.3H

マッキントッシュのアンプやJBLの大型スピーカを買いたいと思った頃もありましたが、この先そんなのが必要な大きな家を持つこともないと思うのでほどほどにします。
ただ、ケーブル類はなるべく高品位のものを使うことをお勧めします。（1m1万円クラスのUSBケーブルとか）